電気給湯機で有名なエコキュートですが、今使っている人も多いと思います。
ですが数年使っていて、お湯の出が悪くなったりすると故障を疑ってしまいますよね。
では、エコキュートの寿命はどのくらいなのでしょうか？
今回は、エコキュートの買い替えの目安について紹介します。
そもそも、エコキュートの寿命は何年ぐらいなのでしょうか？
エコキュートは色んな電機メーカーから発売されているので、メーカーによって寿命の差異があるのかも気になりますよね。
まずは、エコキュートの寿命は何年なのかについて紹介します。
エコキュートの寿命は、およそ10～15年です。
メーカーによって差異はありませんので、どの電機メーカーで購入しても寿命は変わりません。
ただメーカーによっては、10年以上だとメーカーの保守部品の製造が終了していることもあります。
なので、修理ができないこともあり、1度故障したら使っている年月によって修理が難しいです。
エコキュートは、各メーカーで無料保証があります。
ただ本体、ヒートポンプ、タンクによって保証期間が異なってくるんです。
本体は1年、ヒートポンプは3年、タンクは5年ほど保証されます。
ただ三菱の場合のみ、本体は2年ほど無料で保証してくれます。
また料金を支払うことで、各メーカーの保証期間の延長ができます。
エコキュートの寿命は、大体10年から15年です。
メーカーによって差異はありませんが、しっかりメンテナンスしていればこれぐらい持ちます。
では、エコキュートの故障の症状は一体どんなものがあるのでしょうか？
続いて、エコキュートを買い替えする目安について紹介します。
エコキュートを買い替えする目安1つめは、エラーコードがでているかどうかです。
稀にではありますが、エコキュートが故障すると、リモコンにエラーコードが表示されます。
もしブレーカーを落としてもエラーコードが出る場合、故障している可能性があります。
エコキュートを買い替えする目安2つめは、お湯の出が悪くなったかどうかです。
エコキュートは故障したり寿命がくると、お湯の出が悪くなることが多いです。
故障の前触れとしてお湯の出が悪くなることもありますが、突然お湯が出なくなることも少なくありません。
エコキュートを買い替えする目安3つめは、水漏れしているかどうかです。
エコキュートは故障すると、お湯の出が悪くなるだけでなく水漏れがすることもあります。
水漏れがする場合、タンクの故障によるものなのでタンクの修理をしましょう。
エコキュートを買い替えする目安4つめは、温度が不安定かどうかです。
エコキュートの温度が不安定になり始めたら、寿命がきた合図です。
温度が不安定になったり、水しか出なくなるとヒートポンプが故障しています。
なので、修理する際はヒートポンプを修理してもらいましょう。
エコキュートの寿命は長いですが、いくつか気をつけないと長持ちはしません。
では、エコキュートを長持ちさせるには一体どうすればいいのでしょうか？
続いて、エコキュートを長持ちさせる方法について紹介します。
エコキュートを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要になります。
メンテナンス方法ですが、いくつか方法があります。
まず1つめが、タンクの水を排水して、タンク内の汚れを取り除く方法です。
2つめが、漏電遮断器正常に動いているかどうか点検をすることです。
3つめが、逃し弁が動いているかどうかの確認です。
4つめが、配管の水漏れがないか点検を行うことです。
この4つを定期的に行うことで、初めて10～15年ほど使うことができます。
エコキュートは定期的にメンテナンスをすることで、10～15年ほど使うことができます。
メンテナンスを行うペースですが、半年に1回のペースで構いません。
先程紹介したメンテナンス法を半年に1度行うことで、幾年か寿命が延びます。
エコキュートは、定期的にメンテナンスを行っていれば長持ちします。
ただメンテナンスをしっかりしていても、寿命を縮めてしまうことをしてしまえば故障してしまいます。
最後に、エコキュートの寿命を縮めてしまう原因について紹介します。
エコキュートの寿命縮めてしまう原因は、4つほどあります。
1つめは、全くメンテナンスをしないことです。
2つめは、入浴剤を使うことです。
入浴剤を使うことで、配管にダメージを与えることがあります。
3つめが、環境に合わない製品を使っていることです。
例えば、豪雪地帯なのに寒冷地専用の製品を使っていないと故障する可能性が高くなります。
4つめが、水質に合わない製品を使っていることです。
井戸水なのに井戸水専用の製品を使っていないと、故障する原因になります。
なので、この4つにはしっかり注意してエコキュートを使うようにしましょう。
エコキュートは半年に1度メンテナンスを行うだけでなく、点検を行っておく必要があります。
パナソニックだと、3年に1回の定期メンテナンスを推奨しています。
定期的メンテナンスについては、工事を依頼した業者へと依頼しましょう。
点検は逃し弁・減圧弁の動作点検、漏電遮断器の点検、水漏れの点検、凍結防止ヒーターの点検を行う必要があります。
点検は自分でもできますが、業者に依頼した方が正確です。
点検に必要な費用は、1～2万円が目安ですが業者によっては少々費用が異なります。
今回は、エコキュートの寿命が何年かについて紹介しましたが、参考になったでしょうか？
エコキュートの寿命は10～15年ですが、メンテナンスを行うことで寿命は延びます。
また、環境に合っていないエコキュートを使うと故障しやすいので、購入前にしっかり合っているか確認する必要もあります。
もし、エコキュートが故障して悩んだ方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
読了時間：約 11分
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